- 「送り迎え」の生活から小学校入学後は「徒歩で登校」という壁
- 登下校の道を一緒にお散歩する
- 登下校時に子供自身が自分の身を守れるように
- 登下校の見守りにおすすめなGPS「みてね 見守りGPS」
- 【番外編】4月からの小学校での生活に向けて
「送り迎え」の生活から小学校入学後は「徒歩で登校」という壁
4月に子供が小学校に入学するとなると子供の成長を実感するとともに、何かと心配になることもありますよね。その一つとして、「一人で登下校する」という事が今までの生活と大きな異なり、親子ともに不安を感じる点ではないでしょうか。
幼稚園の時とは違って、送り迎えがなくなりますし、地域によっては集団登校であったり、または一人で歩いて登校するということで、「幼稚園を卒園して、いきなり一人で町中を歩けるのか?」と心配に感じる事が多いかと思います。
子供が年長さんの時に我が家で実践していた登下校に慣れる方法と、小学校入学後の登下校を見守る方法などをご紹介してい来ますので、一家庭のアイデアとして、ご覧いただけると幸いです。
登下校の道を一緒にお散歩する
日中、子供と一緒にお散歩する際に、学校までの道を一緒に歩く習慣をつけておくと、親子ともに安心感につながるかと思います。
学校までの距離をどれくらいの時間でたどり着けるのか、子供自身が体感することができますし、かかる時間が分かることで、親としても朝のスケジュールが立てやすくなるかと思います。
最初はまず歩き慣れることからはじめて、どんなものが周りにあるのかを確認しながら進めていくと、交通量の多さや通学時にどこに気をつければいいかといった事もわかってくるかと思います。
例えば、曲がり角が多い場所ならば、「車や自転車が急に曲がってくるかもしれないから気をつけようね」「段差があるから、ここを通るときは転ばないように気をつけて歩こう」「ここは雨の日に滑りやすくなるから、しっかり歩こうね」といった声掛けをしておくといいかもしれません。
また、入学前の学校説明会では、登下校時に利用していい通学路があらかじめ決まっている地域もあるかと思いますので、そちらも確認しながら、子供自身が安全に一人で歩いていけるように習慣付けしていきたいですね。
卒園後は朝に早起きして、登下校のタイミングに一緒にお散歩へ
地域によっても異なりますが、小学校の修了式は大体3月25日前後になるかと思います。子供が卒園したら、まず朝の登下校の風景を見ながら一緒に朝のお散歩をしてみるのもいいかもしれません。
朝の登下校の時間帯は、日中の人通りと違いますし、車の交通量も変わってきます。また、地域の方が交通安全のために旗をもって通学路の各所に立っている地域もあるかと思いますので、確認をかねて何度か歩いてみると通学に対してのイメージが湧きやすくなるかと思います。
登下校時に子供自身が自分の身を守れるように
どんな場所が危険なのか、困ったときはどうするか
普段の生活の中でしっかりと話しておく必要がありますが、言葉だけですとその状況を想像しにくかったり、実際にどんな風にしたらいいのか、子供自身に伝わりにくかったりもします。
そんな時は、絵本や動画を使って、「こんな時はこうしてみよう!」と親子で確認してみることで、対処についてより理解が深まるかと思います。
登下校で気をつけたいことを教えてくれる絵本「あぶないときは いやです、だめです、いきません 子どもの身をまもるための本」
「よのなかには いろんなひとがいるらしい。」その一文から物語が始まります。「きをつけるって、いったいなに?」と疑問に思う主人公。そこから、街中のイラストに写り、「あやしいひとを さがしてみよう!」と問題が出てきます。
ぜひ、お子さんと一緒にゲーム感覚でまず読み進めて、「どこが危ないと思う?こんな事があるね?」と声かけをしながら、何気ない風景の中にある「キケン」を知っていくことができます。
そして、どんな場所が危ないのか、困ったときはどうしたらいいのかという例も提示されています。地域によっては見守りの方が立たれていたり、「こども110番」という地域ボランティア活動がありますので、お子さんと一緒に確認しながら、困った時の対処法を話し合えると、より具体的にイメージを掴めるかと思います。
登下校の見守りにおすすめなGPS「みてね 見守りGPS」
1年生の足の速さですと通学するのに30分くらい歩かなければならない場所もあるかと思います。大人でも、30分歩くとなると結構な距離感を感じますよね。
地域の見守りの方がいたとしても、やはり死角になってしまったり、大人の目が届きにくい通りもあるかもしれません。
そんな時に、自分のスマホから子どもの位置情報が確認できたら、登下校の不安感を少し和らげることができるかと思います。
我が家が入学前に用意したのがこちらの「みてね 見守りGPS」です。
みてね 見守りGPSとは…
- リチウムイオンバッテリー容量 2000mAh (1回の充電で最大2ヶ月間稼働)
- 1台のGPSに対して、複数人で見守り可能
- ボタン一つで親にお知らせ
- 歩数や移動履歴を3ヶ月確認可能
- 「よく行く場所」を登録することで、出発・到着を自動でお知らせ
- いつでも解約可能
- 通信ネットワークはNTTドコモ
- 測位方式はGPS衛星5種、A-GPS、Wi-Fi、SBAS、携帯基地局
- 決済方法はクレジットカード、キャリア決済が選択可能
- 月額利用料金 528円(税込)
- 本体代金 5808円(税込)
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1年使ってみて感じたメリットとデメリット
メリット
- バッテリーが長持ち
- バッテリー残量が少なくなってきたら通知される(アプリにて設定あり)
- アプリから「見守りスポット」の登録が簡単にできる
- ランドセルに入れておくだけで、到着・出発が自動で通知される
- 子供の操作はほとんどなく、困ったときにボタンを押すだけの簡単操作
- 解約がアプリから簡単にできる
- 端末自体から音が出ないので、学校への持ち込みも可能(持込許可が必要な場合あり)
- 簡単にスマホから設定ができるので、子供は鞄につけるだけで特に操作が必要ない
デメリット
- お互いに音声による、通話ができない
- こちらから何かをお知らせする事はできない
使用感と我が家での活用法
1年間、実際に使ってみた使用感ですが、子どもがよく行く箇所を複数登録してあるので、登下校の通知がしっかりと届きますし、位置情報が送られてくる速度が遅すぎるといったことも感じませんでした。
ランドセルのポケット部分にしまって置けるサイズですし、ストラップも付属品として付いているので、簡単に取り付けられます。
何より、バッテリーの持ちがいいので、頻繁に充電する必要がなく、ランドセルにつけっぱなしにできるのが楽でいいですね。
地図も見やすいですし、万が一、子どもがボタンを押した場合は、即座にアプリに通知されるようになっています。「登下校中に困った頃があったら押してね」と約束しておけば、万が一、登下校中に転んでしまったりしても、場所を確認して、その場に向かうことができます。(大人が色々想定して、あらかじめバンドエイドなどの簡易救急セットの持ち物を用意しておく必要がありますが)
携帯電話と違って、即座に通話できないというデメリットはありますが、通学で1年使ってみて、ボタンのみで対処していましたが、特に大きく不便さは感じませんでした。
我が家では、見守りが複数人登録できるということで、「パパ・ママ・おばあちゃん」の3名を登録してあります。学校に提出している緊急連絡先の3人分くらいを登録しておけば、万が一、私や主人が迎えにいけない場合でも、おばあちゃんが子供の位置情報を把握できるというのは大きいと思います。
また、地図上に円形で範囲指定をして地点登録をしていますので、「◯◯が学校を出発しました」「◯◯が自宅に到着しました」と通知もわかりやすいですし、学校と自宅の距離が長い場合は、目印となるような箇所を登録していき、しっかりその道を通過したかどうかも、登録次第で確認ができるようになります。
遠足の時にも持たせていたのですが、「今、一生懸命歩いてもうここまでついたのかぁ」と確認したり、バスでの遠足では、帰宅時間が道路状況によって異なっていたため、学校の連絡アプリの通知よりも先にわかるので、「バスが高速に乗ったから、あとどのくらいで学校に着く」と言った予測も出来ました。
遠足から帰ってきた際は、一緒にアプリの移動記録の地図をみながら、「ここからここまで沢山歩いたんだね!」と遠足先のパンフレットと照らし合わせなて、どんなものを見たり、遊んだりしたのか一緒に見ながら子供から話を聞いていました。
登下校に慣れるまで、特に4月は集団下校する学校も多いかと思いますが、やはり、親子ともに安心感を少しでも得るために、ちょっとしたお守りとして持たせたのは正解だったなと改めて思いました。
学校に持っていく際は、必ず担任に確認を
学校によってはGPS・携帯電話の持ち込みは許可が必要な場合がほとんどかと思います。た持ち込みに関して学校説明会の資料に特に記載がされていない場合も多いので、事前に確認しておくことをお勧めいたします。
また、ランドセルにつける際も、子どもが休み時間にむやみにGPS端末をいじらないよう、必要な時以外はカバンの中にしまっておくように約束をしておくと、安心かと思います。
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【番外編】4月からの小学校での生活に向けて
不安と期待感でいっぱいの小学1年生。春休みの期間〜入学後も楽しく過ごせるように「小学校に対してのイメージ」も掴んでおくと、学校生活が始まった時にある程度、気持ちが落ち着けるかと思います。「どんなところかわからなくて不安」「小学生ってどんんな感じなの?」といった小さな疑問が子どもたちの中にあるかもしれません。
そんな時、こちらの図鑑がお勧めです。
「入学準備から小学校生活まで 楽しくなるコツとヒント366 小学生になったら図鑑」
フルカラーで写真やイラストを交えながら、「学校」「生活」「友達」「学習」「安全」といった様々なカテゴリーに分けて、小学校生活を楽しむコツとヒントが描かれています。
全ての文章にふりがながふってありますので、ひらがなが読めるようになったお子さんが一人で読むこともできますし、小学校の1年間や持ち物、授業風景などを実際の写真を交えて目で見て知ることができます。
身につけていきたい生活習慣やお友達との関わり方など、これからどんどん自分の世界を広げていく子どもの知識を深め、手助けをしてくれる1冊です。
我が家は一人っ子のため、幼稚園入園の際も知らないことだらけで子どもが不安感を抱いてしまっていたことがあり、入園当初行きしぶりがありました。「幼稚園生活ってこんな感じだよ」と絵本だけでの知識では「何があるかわからないと不安!」という子供に対して、うまく言葉で伝えきれていませんでした。
こういった経験から、さらに生活環境の変わる小学校で不安を少しでも払拭できるようにと、この図鑑を幼稚園の冬休みぐらいにプレゼントして、親子で写真を見ながら学校生活のイメージを膨らませていきました。
写真を見ながら「学校には広い体育館やいろんなお部屋があるんだね」「こんなにたくさん本がある場所が学校にあるんだよ」「工作や絵を描くときは図工室に行ったりするんだね、どんなのを作るか楽しみだね」と、自分の小学校時代を思い出しつつ、楽しい記憶をたどって話をしました。その甲斐あってか、小学校生活が始まってからは、始めの頃に少し体調を崩したものの、大きく体調を崩すことなく通えています。
4月からの新生活のイメージづけにとてもお勧めの1冊です。